診療のご案内

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産科

当院では妊娠中期までの健診を行っています。
妊娠初期は、見た目の変化は少ないですが、体の中では大きな変化が起こっている時期です。赤ちゃんを授かった喜びと同時に、悪阻や切迫流産などの様々な症状や不安が出てくる時期でもあります。

また、中期(いわゆる安定期)に入ると徐々にお腹の膨らみが分かるようになり、妊娠を継続している実感が出てくる時期です。
妊娠中の不安をサポートし、安心して分娩施設へ転院できるようにサポートいたします。
通院週数に関してはお問合せください。

産科

妊婦健診の内容

  • 問診・診察
  • 血圧・体重測定
  • 尿検査
  • 血液検査
  • 経腟エコー
  • 胎児エコー
  • 子宮頸がん検査
  • おりものの検査

婦人科

女性はライフステージ毎に様々な症状やトラブルが出現します。
月経トラブル、帯下の異常、体の発育、避妊に関する知識、更年期時期の悩みなど、個人差がありなかなか相談しづらい事が多いと思います。
ご自身の体に関して気になることがあれば気軽に相談にいらしてください。

婦人科

婦人科の主な診療内容

  • 月経困難症・月経前症候群
  • 月経不順
  • 不正出血
  • おりものの異常・痒み
  • 更年期症状
  • ピル処方(保険適応ピル、避妊ピル、緊急避妊ピル)

ピルについて

ピルとは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンを配合した薬剤です。
飲み飛ばしなく、ある程度決まった時間に内服していただくことで卵巣の機能を抑制します。
ピルを使用する目的や用途により、保険適応のある場合とない場合があります。外来でご相談ください。

  • 効果:
    避妊効果、肌荒れ改善・予防効果、月経困難症(生理痛)、過多月経(経血量が多い)、PMS(月経前のイライラ、腹痛など)、月経不順に対する改善効果
  • 副作用:
    嘔気などの消化器症状、肝機能障害、血深部静脈血栓症、不正出血 等
  • 処方前の検査:
    超音波検査・子宮頸がん検診・採血検査:肝機能検査、腎機能検査、高脂血症検査・血栓症検査
  • 3ヶ月以内の検査結果(子宮頸がん検診、採血検査:肝機能検査、腎機能検査、血栓症検査)があればお持ち下さい。
  • 1回/6ヶ月、定期検査(採血:肝機能検査、腎機能検査、血栓症検査)を行います。
  • 1回/年、詳しい検査(超音波検査、子宮頸がん検診、採血検査:肝機能検査、腎機能検査、血栓症検査)を行います。

自費処方のピルについて

避妊ピル:Oral Contraceptives

卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)という2種類の女性ホルモンを配合した薬剤です。
飲み飛ばしなく、ある程度決まった時間に内服していただくことで排卵を抑制し、高い確率で避妊できます。

コスト

  • 1相性ピル:
    ホルモン変化が少ない。肌荒れを改善したい方におすすめ。
マーベロン 2,750円(税込)
ファボワール 2,200円(税込)
  • 3相性ピル:
    不正出血や血栓症リスクが少ない。避妊目的の方におすすめ。
アンジュ 2,750円(税込)
トリキュラー 2,200円(税込)
ラベルフィーユ 2,200円(税込)
緊急避妊ピル(アフターピル)

避妊に失敗した場合72時間(3日間)以内にアフターピルを内服することで妊娠を防ぐことができます。
レボノルゲストレル錠の服用時間と避妊率は、24時間以内服用で95%、25〜48時間以内服用で85%、49〜72時間以内服用で58%です。
避妊率は100%ではないため、次回の生理がこない場合は必ず産婦人科の受診をお願いいたします。

コスト

  • レボノルゲストレル錠:
    1回の内服で治療が終了する。
レボノルゲストレル錠 9,900円(税込)
  • ヤッペ法:
    処方時に2錠、さらにその12時間後に2錠内服する。
ヤッペ法 5,500円(税込)
  • 2024/11/8~ピル専門外来を始めました。
  • 3ヶ月以内の検査結果(子宮頸がん検診、採血検査:肝機能検査、腎機能検査、血栓症検査)をご持参いただくと、スムーズにピルを受け取っていただけます。
    自費処方のピルのみ対象となります。詳しくは当院までお問合せください。

不妊治療外来

生殖年齢の男女が、妊娠を希望し一定期間(約1年間)
避妊せずに性交渉しているにもかかわらず、妊娠に至らない場合

不妊症と診断します。

先進国の不妊原因は男女共に認めるものが35%、女性因子のみが37%、男性因子のみが8%、原因不明が15%です。
女性因子としては排卵障害、卵管通過障害、着床障害、頸管因子、
免疫因子(抗精子抗体)など、男性因子としては精子の異常、
精路通過障害、精索静脈瘤、性交・射精障害などがあります。
大阪市では不妊治療や不妊症検査などに対する助成金も支給されております。令和5年4月以降に、産婦人科または泌尿器科を標榜する医療機関にて、ご夫婦共に検査を行なった場合、検査開始から1年以内の不妊症検査(保険適応の有無は問わない)に対して助成金が支給されます。

適応条件など、詳しくは大阪市のホームページをご覧ください。

不妊治療外来

2022年4月から不妊治療が保険適応となりました。今までタイミング療法のみであった保険適応が、人工授精や体外受精にまで
適応が広がりました。年齢制限や条件はありますが、今までより多くの患者様が不妊治療を受けやすくなっています。

妊娠しづらい原因は人それぞれです。妊娠に至らない原因が見つかる方もいらっしゃれば、上手く性交渉のタイミングが掴めていないだけの方もいらっしゃいます。妊娠を希望しているが、なかなか妊娠に至らない方は、どなたでも一度相談にいらしてください。検査や治療の進め方は、お一人お一人とよく相談の上、仕事や日常生活と無理なく両立出来る様サポートいたします。

不妊治療に関する検査

  • エコー検査
  • 子宮頸がん検診
  • クラミジア、淋菌検査
  • ホルモン4項目(PRL,LH,FSH,E2)
  • 甲状腺ホルモン(TSH,FT4)
  • 貧血検査
  • 黄体ホルモン(P4)
  • 抗ミュラー管ホルモン(AMH)
  • 各種感染症採血(HBs抗原検査、HCV抗体検査、HIV抗原抗体検査、梅毒定性検査)
  • 抗精子抗体(ASA)
  • 卵管造影(HSG)
  • 精液検査
  • 他院にて1年以内に検査されている項目などがあればご持参ください。
  • ホルモン検査は月経開始後5日以内を目安に採血を行います。
  • 黄体ホルモンは排卵時期の検査です。
  • HIV抗原抗体検査は保険適応外です。(自費:2,750円 税込み)
  • 抗精子抗体は保険適応外です。(自費:6,600円 税込み)
  • 当院には採精室はございません。精液検査をご希望の際は、ご自宅などで採取しご持参ください。
  • 卵管造影は月経開始後10日以内、出血が落ち着いた状態で行います。場所は連携施設にて行います。
    オーク梅田レディースクリニックうめだファティリティークリニック

タイミング療法の流れ

  1. 月経5日目までに受診し、内服を処方します。

  2. 月経10〜12日目に卵胞発育の確認(エコー検査)をします。

    必要に応じて2回ほどチェックする可能性があります。

  3. 卵胞が18mm以上に発育した段階で排卵を促す注射を行います。

    注射後、約36.5時間後に排卵すると言われています。

  4. 注射施行後、3日目以降で排卵の確認を行います。

人工授精の流れ

  1. 月経5日目までに受診し、内服を処方します。

  2. 月経10〜12日目に卵胞発育の確認(エコー検査)をします。

    必要に応じて2回ほどチェックする可能性があります。

  3. 卵胞が18mm以上に発育したことを確認し、当日〜2日後の間で人工授精を行います。

    排卵を促す注射は人工授精のタイミングにより異なります。

    人工授精当日は精子の調整に30分〜1時間程待ち時間が発生します。

  4. 注射施行後、3日目以降で排卵の確認を行います。

体外受精の流れ

採卵周期

  1. 周期中2〜3回ほど卵胞の大きさを測定します。(エコー検査)

  2. 連携施設にて採卵を行います。

  3. 採卵後のfollowが必要な方(採卵数の多かった方など)はエコーfollowを行います。

移植周期

  1. 周期中に1〜2回内膜の厚さを測定します。(エコー検査)

  2. 連携施設にて移植を行います。

  3. 妊娠判定陽性後も当院にてfollow可能です。

連携施設により管理方法が異なります。体外受精を行う際にはご質問ください。

各種検診

当院では公費検査(子宮頸がん検診、大阪市風疹抗体検査)
自費検診(性感染症検査、ブライダルチェック)を行なっています。
公費検査は通常の診療時間内にも受けていただけますが、
2024年8月より月に1回、土曜日の午後(14:30〜17:30)に
公費検査、ワクチン接種のみの診療日
を設けることにしました。
病気は早期発見、早期治療が大事です。
自覚症状がない方も、ご自身やご家族の為にも検診を
ご検討ください。

各種検診

公費検査

大阪市子宮頸がん検診

対象となる方

大阪市に住民票があり、以下の5項目に該当しない方

  1. ご加入の健康保険や勤務先で同等の検査を受診する機会がある場合。

  2. 同一年度内に自治体や1で検診を受けられた場合。

  3. 検診部位の病気で治療、経過観察中の場合。

  4. 過去に検診部位の病気にかかったことのある場合。

  5. 自覚症状がある場合。

詳しくは大阪市のホームページをご確認ください。

自己負担

20歳 無料
  • 年齢は当該年度4月1日時点の年齢です。
  • 対象の方には無料クーポンが配布されます。
20歳以上の女性 400円
大阪市風疹抗体検査

対象となる方

大阪市に住民票があり以下のいずれかに該当する方

  1. 妊娠を希望する女性

  2. 妊娠を希望する女性の配偶者

  3. 妊婦の配偶者

  4. 妊娠を希望する女性の同居者

  5. 妊婦の同居者

  • 2の方は昭和37年4月2日〜昭和54年4月1日生まれの男性の方は除きます。
  • 配偶者については婚姻関係は問いません。
  • 4同居者については妊娠を希望する女性もしくは妊婦と同じ住所の方が対象です。
  • 5妊婦の同居者については里帰り先のご家族も対象です。
  • 詳しくは大阪市のホームページをご確認ください。

自己負担

自己負担 0円

次の方は各種検診が免除になりますので、受給者証明書をご持参ください。

  • 後期高齢者医療被保険証をお持ちの方
  • 高齢受給者証をお持ちの方
  • 生活保護世帯の方
  • 中国残留邦人の方(生活保護適応証明書が必要)
  • 市民税非課税世帯の方(世帯全体の非課税証明書等が必要)

証明書に関して不明な方は、お住まいの保健福祉センター保健業務担当へお問い合わせください。

自費検査

性感染症検査

性感染症とは性器クラミジア感染症、性器ヘルペス感染症、尖圭コンジローマ、梅毒及び淋菌感染症など、性的接触を介して感染する可能性のある感染症を指します。口や肛門を介しての感染もあり得ます。

性感染症には痒みやおりもの異常などの自覚症状がある場合と、自覚症状がない場合があります。未治療のまま感染が持続すると不妊の原因となったり、体に深刻な合併症や後遺症を残す可能性もあります。
不安を感じた場合は検査を受けることをおすすめします。

  • 自覚症状のある方は保険適応となる場合もございますので、一度ご相談ください。
  • 自覚症状はないが検査を希望される場合は自費での検診となります。

コスト

クラミジア・淋菌(頸部) 3,300円(税込み)
クラミジア・淋菌(咽頭) 2,750円(税込み)
HIV抗原抗体検査 2,750円(税込み)
梅毒定性検査 2,750円(税込み)
HBs抗原検査 3,300円(税込み)
HCV抗体検査 3,300円(税込み)
セットA:
クラミジア・淋菌(頸部・咽頭)
5,500円(税込み)
セットB:
HBs抗原検査・HCV抗体検査・
HIV抗原抗体検査・梅毒定性検査
11,000円(税込み)
セットC:セットA+B 14,850円(税込み)
ブライダルチェック

妊娠を意識したヘルスケアを「プレコンセプションケア」と言います。コンセプションとは「受胎」という意味があり、受精または着床を含む妊娠過程を指す言葉です。米国では1980年前後より注目されている取り組みであり、日本では2015年に国立生育医療センター内に「プレコンセプションセンター」が設立され、日本国内にも徐々に浸透してきています。

「妊娠を意識した・・・」と聞くと女性側のチェックをイメージする方が多いと思いますが、
プレコンセプションヘルスとは「生殖可能年齢における女性と男性の健康」と定義されています。適切な時期に適切な知識や
情報を提供することで男女共に健康状態を改善させ、より安心かつ安全な妊娠、出産に繋げることができます。

当院ではプレコンセプションケアの一貫としての検査を、一般的によく耳にする「ブライダルチェック」と呼んでいます。すべての妊娠可能年齢の方にとって大切なチェックです。
今後、お子様を希望されている方は是非ご検討ください。

コスト

ブライダルチェック(女性) 28,600円(税込み)
  • 超音波検査
  • 子宮頸がん検診
  • 性感染症検査(クラミジア・淋菌)
  • 風疹抗体検査
  • 抗ミュラー管ホルモン検査(AMH)
  • ホルモン採血(PRL,LH,FSH,E2)
  • 各種感染症(HBs抗原検査・HCV抗体検査・HIV抗原抗体検査・梅毒定性検査)
  • 一般採血(肝機能検査、腎機能検査、貧血検査、血糖値、HbA1c、甲状腺ホルモン検査)
ブライダルチェック(男性) 16,500円(税込み)
  • 精液検査
  • 風疹抗体検査
  • 各種感染症(HBs抗原検査・HCV抗体検査・HIV抗原抗体検査・梅毒定性検査)
ブライダルチェック(ご夫婦) 38,500円(税込み)

ワクチン接種

ワクチン接種は病気の重症化を予防するために行います。
また、ワクチンの中には病気自体を予防する効果のあるワクチンもあり、子宮頸がんワクチンがそれにあたります。

当院では子宮頸がんワクチン、麻疹風疹ワクチン、
高齢者肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン
を取り扱っています。
ワクチン接種も公費検査同様、通常の診療時間内にも接種していただけますが、
2024年8月より月に1回、土曜日の午後(14:30〜17:30)に公費検査、ワクチン接種のみの診療日を設けることにしました。

ワクチン接種
  • 公費検査、ワクチン接種日に接種をご希望の方は電話でご予約をお願いいたします。
  • 子宮頸がんワクチンは在庫があれば当日受付も可能です。
  • 麻疹風疹ワクチンは現在流通が少なくなっており
    1週間前までの予約が必要です。

各種ワクチンについて

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは比較的若年の方に発生しやすい癌で、原因の95%がヒトパピローマウイルス(HPV)と言われています。
HPVは子宮頸がんをはじめ、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマなどの性感染症に関わっているウイルスです。

性的接触のある女性であれば、50%以上が生涯で一度は感染すると言われています。通常は細胞のターンオーバーで消失しますが、排除されずに持続感染すると子宮頸がんを引き起こしてしまいます。

子宮頸がんが唯一予防することの出来るがんです。

当院では9価ワクチンのシルガード9、4価ワクチンのガーダシルを取り扱っています。

  • 接種をご希望の方はご予約をお願いいたします。
  • ご予約時にワクチンの種類の記載をお願いいたします。

定期接種

対象者

小学校6年生から高校1年生の女の子

コスト

子宮頸がんワクチン 0円

キャッチアップ接種

対象者

平成9年4月2日生まれ〜平成19年4月1日生まれの女の子

コスト

子宮頸がんワクチン 0円

キャッチアップ接種は2025年3月末日までです。
それ以降の接種は自費となります。ご注意ください。

任意接種

対象者

定期接種、任意接種以外の女性の方

コスト

シルガード9 28,600円(税込み)
ガーダシル 18,700円(税込み)

別途、自費初再診料がかかります。

麻疹風疹ワクチン

免疫のない女性が妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに感染し先天性風疹症候群(CRS)を引き起こす可能性があります。

CRSの3大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。先天性心疾患は妊娠初期3ヶ月以内の感染で発生しますが、難聴に関しては3ヶ月以降の感染でも起こることがあります。
その他にも、網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発達遅滞、精神発達遅滞、小眼球など様々な症状が出現します。

CRS自体の治療法はなく、予防として十分な抗体価(HI抗体価32倍以上、EIA抗体価8.0以上)を持つことが重要です。

妊娠を検討される方や、現在妊娠中の女性のパートナーの方、同居家族の方は赤ちゃんを守るために風疹ワクチンを接種することをおすすめします。

  • 当院では麻疹風疹ワクチンを取り扱っています。
  • ご希望の方は1週間前までにご予約をお願いいたします。
  • 急ぎで接種が必要な方は電話でご相談ください。
    院内在庫があれば接種は可能です。

コスト

麻疹風疹ワクチン:
9,350円(税込み)→ 0円(助成限度額10,285円)

  • 別途自費初再診料がかかります。
  • 大阪市にお住まいの方は助成金があります。
    後日申請していただくとワクチンの料金はかかりません。
  • 対象とならない方もいらっしゃいますので、大阪市のホームページ(風しんワクチン接種費用助成のお知らせ)をよくご確認ください。
高齢者肺炎球菌ワクチン

肺炎は大阪市における死因の第4位であり、その多くが65歳以上の方です。

肺炎の主な原因菌は肺炎球菌で、肺炎以外にも慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎などの原因になります。

ワクチンを接種することで、感染しても軽症に抑えることができます。

平成26年10月1日より定期接種となりました。接種の対象期間が短いので接種の機会を逃さないようにご注意ください。

対象者

  • 大阪市に在住の65歳の方。
  • 66歳誕生日前日まで

  • 60〜65歳の方で、心臓、腎臓、呼吸器、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に自己の日常生活が極度に制限される程度の障がいを有する方
  • 身体障がい者手帳1級相当

コスト

高齢者肺炎球菌ワクチン 4,300円

以下の方は接種費用が免除されます。

  • 生活保護受給者
  • 市民税非課税世帯の方
  • 災害のために居住地において定期接種を受けることが困難な方
帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹の発症率は50歳代より上昇し、70代でピークをむかえます。

帯状疱疹の症状としては皮膚の水疱、紅斑、色素沈着等の他に、治癒後も帯状疱疹後神経痛が残ることもあります。
糖尿病、高血圧などの基礎疾患をお持ちの方や、ストレスや免疫力の低下があると発症リスクが上がります。

帯状疱疹ワクチンは任意接種ですが、発症リスクが高い方はワクチン接種をおすすめします。

対象者

  • 50歳以上
  • 帯状疱疹に罹患するリスクの高い18歳以上の方

コスト

シングリックス(不活化ワクチン) 24,200円(税込み)
  • 別途自費初再診料がかかります。
  • 大阪市では助成金はありません。全額自己負担となります。
インフルエンザワクチン

インフルエンザとは毎年流行する感染症で、小児や高齢者、免疫力の低下している方がかかると重症化する可能性があります。
ワクチンの効果が現れるまでに2週間から5ヶ月ほどかかるので、接種開始されたら早めに打っていただくことをおすすめします。

副反応

  • 10〜20%:接種部位の腫れ、発赤、疼痛
  • 5〜10%:発熱、倦怠感、頭痛、悪寒など

稀に重症な副反応としてアナフィラキシー症状(接種後30分以内の出現する呼吸困難など)、ギランバレー症候群、けいれん、肝機能障がい など

接種期間

10月1日〜1月31日

コスト

インフルエンザワクチン 3,800円(税込)
  • 別途初再診料はかかりません
  • 13歳以上の方を対象に接種を行なっています。
  • 12歳未満の方の接種に関してはお問合せください。
  • 当院へ通院中の方のご家族も接種していただけます。
  • 大阪市に在住の65歳以上の方は助成金があるので、接種料金は1,500円になります。